「ディッキーズ874」を穿いてみたら思ってたのと違う…
このような経験ありませんか?!
874は定番のワークパンツでありながら、意外と穿きこなしが難しいですよね…
穿いたときの見た目に違和感があり「似合わない」というのは非常に由々しき問題です。
そこで今回は、874の穿きこなしで失敗しないために、
●874が「似合う人」の特徴
をお話します!
「ディッキーズ874」穿きこなし失敗、似合ってない2つの大きな原因
ディッキーズ874が似合わない大きな理由は2つ。
それは、「サイズ感が悪い」と「合わせ方が悪い」です。
この両方もしくはどちらかによって、874を穿いたとき「似合ってない」という事態が起こってしまいます…。
では、詳しく見ていきましょう。
874の「サイズ感」が悪くて似合わない
「874のサイズ感が悪い」とはどういうことか?
それは、「サイズが合っていない」ということです。
874のサイズが「大きすぎ」、生地の片寄りやふくらみがアンバランス
874は、サイズを上げてゆったり太く「着崩して穿く」のが主流になっていますよね。
太く穿くことで、リラックス感やストリートテイストを演出できるのが魅力です。
ただ、874のサイズを上げすぎてしまうと、「崩れすぎてアンバランスな印象」になってしまう場合もあります。
たとえば、普段30インチを穿いてる人が、少し上げて「32・33インチ」を選ぶのは良いと思います。
でも、サイズが飛んで「38・40インチ」を選ぶと、身長や体型が伴っていなければ、不格好になってしまうでしょう。
普段のパンツでは大幅なサイズアップをしないけれど、874になると「大きく穿くのがいい」と思い、平気で8サイズも上げて穿く人もいるので、注意が必要です。
また、大きいサイズは当然のことですが「ウエストが大きい」です。
ぶかぶかウエストでも、ベルトで締めれば穿けはするものの、生地が片寄って大きなシワになったり、ふくらんだりします。
これらが見た目を悪くしている可能性もあります。
874の「レングス(股下)が長すぎ」不自然な印象、ロールアップが逆効果
874のレングス(股下)が長いと、穿いたときに裾の部分が長くなってしまいますよね。
パンツの裾が長いまま穿いていると、地面に引きずって裾を踏んでしまったり、裾にたるみ(クッション)が出たりします。
この度合いが少しであればカッコいいのですが、あまりにもレングスが長すぎると野暮ったく見えすぎてスッキリしません。
長く余ったレングスに対応するため、874では裾を折り返す「ロールアップ」という穿き方が定番です。
本来であればこれが「おしゃれな演出」なのですが、足の長さに対してレングスが長すぎてしまうと、逆効果になる場合も…。
なぜなら、ロールアップで折り返す生地の部分が多くなるため、不自然な幅だったり、不自然な厚みが出たりしてしまうからです。
874の「合わせ方」に違和感があって似合わない
続いて、874の「合わせ方」が悪いため、似合ってない場合について。
詳しく見ていきましょう。
874とトップスの生地感や系統の組み合わせが合ってない
874に合わせているトップスのせいで、全体的に似合わなくなっている可能性もあります。
本来874は安価な作業着のため、粗いつくりや生地、シンプルなシルエットが特徴です。
そのため、粗さのない上質な生地のかっちりしたテーラードジャケットや、ニットなんかの「キレイめな服」は合わせづらさがあります。
トップスに持ってきた「生地感」や「系統」が874と噛み合っていないと、似合わない原因となります。
攻めた色使いや柄を着ていて、874と合ってない
874はカラーが豊富なので「好きな色をファッションに取り入れやすい」のが特徴ですよね。
中にはリンカーングリーンやマルーンなど、他にはないちょっと「珍しい色味」のものもあります。
こうしたカラーの874を選んだ場合は、ベーシックで控え目な、あまり主張をしないタイプのトップスを持ってくると着こなしやすいです。
しかし、色味のある874に攻めたトップスを着てしまい、ちぐはぐな雰囲気になっている場合もあります。
「おしゃれとダサいは紙一重」とは言いますが、使いこなせないものを選んでの冒険はやめた方がいいかもしれません。
ディッキーズ874が「似合う人」になるためにやること
前述した874が似合わない原因を踏まえると、「874が似合う人」は以下のような特徴があります。
●レングスが身長に合っている
●874とトップスの組み合わせが噛み合っている
874のサイズアップは「+1~3サイズ」にとどめておく
874をジャストサイズで穿く分には、そのままでいいです。
ただ、太くゆったり穿きたい場合は、「+1~3サイズ」にとどめておくといいでしょう。
そうすることで、「生地の片寄りやふくらみを抑えて穿くことができるから」です。
より太く穿きたい場合は、「ダブルニーワークパンツ」がおすすめ
+1~3サイズ以上の大きさで、太く穿きたいのであれば、同じくディッキーズの「ダブルニーワークパンツ」がおすすめ。
これは、ディッキーズのワークパンツの中で最も太いつくりになっているため、わざわざ「サイズを上げて太くする必要がない」からです。
パンツ自体が874よりも太いので、ちょうどのウエストでもしっかり太く穿くことができます。
レングスは身長に合ったサイズで対応、レングス30が無難
874のレングスは、「身長」や「どう穿くか」によってサイズを変えられるのが特徴。
874の穿きこなしが上手な人は、この「レングスサイズを適切に選べている人」が多いです。
とはいっても、「どのサイズが適切なのか?」悩んでしまいますよね。
穿き方によっても変わりますが、悩んだときは「レングス30」を買うのが無難かもしれません。
いちばん汎用性が高く、どの身長の人でも穿きこなせるサイズだからです。
ただ、身長180㎝近い人は「レングス32」がおすすめ。
レングス32は相当長いですが、身長180㎝あれば問題ないでしょう。
874とトップスの生地感・系統・色の組み合わせが噛み合っている
「上質な生地感・キレイめの服」は、874に合わないと前述しました。
逆に、874と相性抜群だと思うのは「Tシャツ」や「スウェット素材」「ナイロン素材」などの服です。
かっちりしすぎない系統で選べば、問題なく合わせることができるでしょう。
874とトップスの色の組み合わせに注意
珍しい色味の874を穿く際は、他のアイテムを落ち着いたもので構成すれば、ちぐはぐにはなりません。
たとえば、トップスとスニーカーを「黒や白で統一」し、まとまりを出すなど工夫すれば、合わせやすいです。
また、どんなトップスとも合わせやすい874のカラーは、ブラックやダークネイビー、カーキ、チャコールなどです。
初めて874を買う場合は、「まずは合わせやすい色から始めてみる」のがいいかもしれません。
まとめ
最後に、今回の内容を簡単にまとめておきます。
874の穿きこなしで失敗しないために、以下のことを注意しておいてください。
⇒(太く穿く場合は「ダブルニー」で対応)
●レングスサイズは適切か
⇒(悩んだら「レングス30」が無難)
●トップスの生地感・系統・色の組み合わせに注意
⇒(スウェットやナイロン相性◎、ブラックやカーキは合わせやすい)
以上です!
874は本当にカッコいいパンツなので、色違い・サイズ違いで何着も欲しくなりますよね。
ぜひ上手く穿きこなしていろいろ遊んでみましょう♪
では、良いディッキーズライフを!