ディッキーズは基本的に太いシルエットのパンツが多いですが、その中でもとくに極太に分類されるのが「ルーズフィット」シリーズです。
この「ルーズフィット」シリーズは通常のシリーズよりもとりわけ幅が広く、ゆったりとしています。
なので、太めのパンツが好きだったりゆるいシルエットが好みだったりする人にはおすすめです。
今回は、そんなディッキーズのルーズフィットパンツについてお話ししていきます。
ディッキーズの「ルーズフィット(Loose Fit)」パンツを紹介!
ルーズフィットを見分けるには、ウエスト周りを見る
ディッキーズルーズフィットは、パンツ内側のウエスト周りを確認することで、その種類を見分けることができます。
上の写真のように「Loose Fit」のプリントが施されているものが、今回お話しするルーズフィットシリーズのものです。
そして代表的なディッキーズのルーズフィットには、
●「85283ダブルニーワークパンツ」
●「42283ハーフパンツ」
の2種類があります。
それぞれ見ていきましょう!
ルーズフィット「85283」ダブルニーワークパンツ
引用:[ディッキーズ] ワークパンツ ダブルニー 85283 USAモデル メンズ [並行輸入品]
通称「ダブルニー」と呼ばれているのがこちらの「85283」ワークパンツ。
ディッキーズのパンツの中でもとくに幅が太い部類で、文句なしのワイドパンツです。
どれだけ幅が太いのか、定番「874」とダブルニーの「85283」で裾幅を比較してみました。
すると、34インチの場合だと、裾幅がそれぞれ、「874」23㎝、「85283」27㎝となります。
「85283」のほうが4㎝も太いですね。
また、裾が太いだけではなく、ブランドロゴが従来のディッキーズパンツとは違い、膝部分に配置されているのも特徴です。
「ダブルニー」という名前の由来について
なぜ、このパンツに「ダブルニー」という名前がつけられるているかをご存知でしょうか。
「ダブルニー」を英語で書いてみると、「double knee」ですよね。このスペルを見て、勘がいい人はもうお気づきかと思います。
そうです、膝(knee)が2つ(double)、すなわち脚の膝が2つ入るほど太いパンツだから、「ダブルニー」なのです!
…。
すみません、というのは嘘で、、、
本当は、パンツ膝部分の生地が「二重布」となっているからです。
ニー部分がダブルの布になっているからダブルニーです。
つまりパンツの生地の上に、さらにもう1枚生地を被せて補強をしている特殊なつくりをしているので、その構造が名前の由来となっています。
でも「脚が2本入るほど太いパンツ」っていうのもあながち間違いではないくらい、それはそれは太いパンツです。
ルーズフィット「43383」ハーフパンツ
引用:[ディッキーズ] Dickies 42283 セルフォンポケットワークショーツ ハーフパンツ
こちらはディッキという愛称でおなじみ「42283」ワークパンツです。
これもルーズフィットに分類されます。
もはやフェスやライブへ行くときのユニフォームと化している定番のパンツですよね。
「42283」も相当に太いつくりとなっています。
たとえるならば、「前述した太いダブルニーパンツを膝あたりでぶった切り、そのままハーフサイズにしたようなパンツ」です。
こちらも「脚が2本入ってしまうのでは」と思うくらい太いです。
ただダブルニーと違うのは、ハーフパンツだということと、豊富なカラー展開があるところ。
なので、定番カラーのブラックやカーキを選んでみるのもいいですが、ちょっとめずらしい原色を選ぶことができたり、選択の幅が広いです。
また、いま日本でもっとも売れているディッキーズパンツの型番は「874」なのですが、それに次いで売れているのが、この「42283」ハーフパンツです。
日本での人気が高いということがわかります。
まとめ
個人的には「85283ダブルニー」が好きでよく穿いてます。
「874」は日本で一番売れているディッキーズなだけあって、けっこう穿いてる人いますよね。
そこで、あえて「85283ダブルニー」などを選んでみるのもいいですね。
ディッキーズの定番の次は、ぜひ、ルーズフィットも穿いてみてはいかがでしょうか!
では、良いディッキーズライフを!