ディッキーズによく似たブランドで、「GENUINE-Dickies(ジェニュインディッキーズ)」というものがありますよね。
これは、はたして我々が良く知るディッキーズなのか?
それとも全く別のブランドなのか?
はたまたディッキーズの偽物ブランドなのか?
GENUINE(本物)とついているから、こっちが本来のディッキーズなのか…
考えてみるとよくわからなくなりますよね。
なので、今回はその疑問を解消すべく、調べてまとめてみました。
GENUINE-Dickies(ジェニュインディッキーズ)とは?
ジェニュインディッキーズは、ディッキーズの姉妹ブランド
まず結論から言うと、「GENUINE-Dickies(ジェニュインディッキーズ)」は、どうやら「Dickies(ディッキーズ)」の姉妹ブランドのようです。
「ディッキーズ」がオリジナルのメインブランドであるのに対し、「ジェニュインディッキーズ」はそのセカンドライン。
つまり、ディッキーズの普及を目的につくられたブランドです。
例えるなら、「ラルフローレン」と「ポロラルフローレン」のような。
高級志向のラルフローレンに対し、カジュアルで親しみやすいポロラルフローレンができた、みたいな感じです。
姉妹ブランドは、メインブランドとは違うターゲットを狙って商品展開する場合が多いようです。
おおもとはディッキーズだが、違うブランド
また、姉妹ブランドは、本家が手掛けているメインでない「サブブランド」の位置づけとなります。
ディッキーズもジェニュインディッキーズも、どちらもおおもとの会社は同じで密接なつながりはありますが、違うブランドです。
ブランドが違うため、テーマやコンセプトも異なります。
両ブランドを扱っている「マックハウス」での説明はこうなっています。
ディッキーズ
【Dickies】
1922年テキサスに設立したディッキーズは、OxneYoke(牛のくびき)のロゴマークで全世界で愛されている「ワークウェアブランド」です。動きやすさ、その着心地の良さから広く、さまざまな人に愛用されています。アメカジ、ワークスタイルでは欠かすことのできないブランドです。
ジェニュインディッキーズ
【GENUINE DICKIES】
「GENUINE DICKIES」はもっと自由なファッションを!をテーマにカジュアルシーンで 圧倒的な人気を誇る定番のワークチノに、アメカジワークやサーフ・ストリートMIXを加え、「タフに!ラクに!イキに!」をコンセプトに、都会と自然で窮屈感のないウェアをお届けします。
どちらもテーマ・コンセプトが違っていますね。
「GENUINE-Dickies」と「Dickies」の違いはどこなのか?
オリジナルの「ディッキーズ」は、元々、労働者が着るワークウェアであるため、頑丈なつくりのシンプルなものが多いです。
また、スケートボーダー御用達のブランドであり、ストリートカルチャーとともに発展した歴史もあってか、製品のデザインなどにストリートテイストが色濃く反映されているものもあります。
一方で「ジェニュインディッキーズ」は、ディッキーズとは違うターゲット。
つまり、対象が労働者やスケートボーダーというより、もっと大衆向けにつくられています。
一般的で、だれもが着られるようなデザインの製品が多いです。
オリジナルのディッキーズのような、ワーク、ストリート感は抑えられています。
「ジェニュインディッキーズ」は、リーズナブルなカジュアルウェア
「ジェニュインディッキーズ」は言うならば、カジュアルウェアとしての側面が製品にあらわれています。
また、ディッキーズというブランドの普及を目的としているためか、値段もディッキーズより安価であることが特徴です。
かといって品質が粗末なものというわけではなく、ディッキーズのタフさや着心地などをきちんと継承した製品です。
「ジェニュインディッキーズ」は、大衆ウケするカジュアルなデザインと、リーズナブルな値段設定で、気軽に着用できる服となっています。
あとがき
GENUINE-Dickies(ジェニュインディッキーズ)について、簡単にまとめです。
●カジュアルテイストの強い服
●ディッキーズよりもリーズナブル
ディッキーズのセカンドラインだからといって劣っているわけではなく、両方に良さがあります。
もっとカジュアルに、楽に気軽に着用できる服を求めているあなたは「ジェニュインディッキーズ」を選べばいいでしょう。
とくに、こちらの「GENUINE Dickies ストレッチワークパンツ」は、本当に穿きやすくておすすめです。
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