ディッキーズ日本法人のアイテムラインナップをみてみると、多様なコラボレーションアイテムが目立ちます。
特に「ディッキーズ×キャラクター」のコラボが多いです。
最近であれば、ディッキーズと「ガーフィールド」のコラボが発売されましたね。
過去には、「ドラゴンボール」
「エヴァンゲリオン」
「ハローキティ」
などのキャラクターともコラボしています。
そのキャラクターのファンからすれば、欲しくなるような商品ですよね。
しかし、私がこれらディッキーズとキャラクターのコラボをみて思うのは「安易なコラボが多い」ということ。
お互いを無理矢理組み合わせたかのような気さえします。
正直、あまり良くは思っていません。
私はディッキーズの経営にはもちろん携わっていませんし、売り上げなどの数字を知っているわけではないのですが、個人的にディッキーズとキャラクターコラボ品について思うことを、今回まとめてみました。
安易なコラボはもうやめよう、ディッキーズのキャラクターコラボ商品について思うこと
私が思うことを書き出していきます。
相乗効果がなさそう、無理矢理組み合わせただけ
そもそもなぜコラボを実施するのか。
コラボ企画の利点というのは、「お互いの顧客を相互に引き込んで、相乗効果を生み出すという点」です。
どういうことかというと、ディッキーズとドラゴンボールのコラボを例にして説明します。
ディッキーズとドラゴンボールの両方にそれぞれ顧客が100人ずついたとします。
いつも通りのディッキーズであれば、商品に興味をもってくれている自分の顧客100人にしか商品は売れません。
ところが、ディッキーズとドラゴンボールがコラボ商品を販売することによって、普段の顧客100人に加え、ドラゴンボール側の顧客100人もディッキーズに取り込むことができます。
逆にドラゴンボール側からすれば、コラボによって自分たちに興味をもってくれたディッキーズの顧客を取り込むことで、漫画やグッズの売り上げにつなげることができます。
今回の例なら、お互いの顧客が100人ずつなので、単純にいつもより2倍の商品が売れますね。
普段は興味をもってくれないけれど、コラボ商品ならコラボ相手の顧客にも商品が売れる。
これが「相乗効果を生み出す」ということです。
さて、この例はあくまで「コラボ企画が成功した場合」のはなしです。
利点がうまく活かされた場合にはこういった相乗効果を生みます。
コラボ企画の成功にはお互いの顧客の「興味の一致」が不可欠です。
コラボ商品を発売することで、ディッキーズの顧客が、ドラゴンボールに興味をもってくれる。
逆に、ドラゴンボールの顧客が、ディッキーズに興味をもってくれる。
というような「興味の一致」が必要であり、一致したときにお互いの商品が売れ、相乗効果を生み、新規顧客の獲得につながります。
無理矢理に組み合わせた商品だと意味はなく、効果はありません。
はたして実際に、相乗効果を生むようなコラボはできているのでしょうか。
疑問です。
コラボ商品はディッキーズ側にしかメリットがなさそう
ディッキーズのコラボ相手のキャラクターが大好きだという人は喜んでコラボ品を買うでしょうね。
実際に私の周りに、「ディッキーズを知らないけれどガーフィールドが好きだからコラボ品を買った」という人が数人いました。
その人の中には、ディッキーズのロゴがかわいいという理由で、ロゴプリントスウェットを購入した人もいます。
これは、ディッキーズにとってはメリットですよね。
コラボ品がきっかけで相手の顧客をこちらに引き込み、新規顧客を獲得することができました。
ただ、逆はどうでしょう。
私の場合ですが、ディッキーズが好きでも、ガーフィールドとコラボした服は欲しくなりません。
ガーフィールドだけでなく、ドラゴンボールやハローキティも同様です。
別に嫌いではないですが、欲しくなるほどそのキャラクターを好きではないからです。
よっぽどそのキャラクターに思い入れがないとディッキーズが好きでもコラボ品は買いません。
私と同じ考えの人は多いかと思います。
ディッキーズの顧客の興味がコラボ相手に向いていない。
片方にはかなりメリットがあるけれど、もう片方にとっては、たいしたメリットがないような気もします。
短期的な話題性だけ
ディッキーズと○○がコラボ!
と、ファッションニュースなんかで流れたり、SNSで拡散されたりします。
たちまちそのコラボは話題になり、人気もでます。
ディッキーズの売り上げもあがっているかもしれません。
でも毎回、「単発のコラボ」で終わっているんですよね。
短期の話題になるだけで、長く続かない。
一時的には売り上げも伸びるでしょうが、話題が終わるころには元通りで、また次のコラボを発売する。
発展性がなく、どこかもったいない気もします。
長く続くようなコラボも出てきてほしいです。
キャラクターがプリントされた服は着づらい
キャラクターがプリントされていると、着ることに抵抗を感じてしまうのは私だけでしょうか。
着られないことはないですが、主張するので合わせづらい。
いくらディッキーズといえども、かわいい印象になってしまう。
ましてやハローキティなんか、ただでさえかわいいんだから、なおさらです。
女性にとってはいいかもしれませんが、男性は着づらいですよね。
そもそもの対象に男性は入っていないのかもしれませんがね。
ブランドがぶれる、統一性のなさ
そもそもディッキーズは、ワークウェアを提供してきたワークブランドです。
ワークウェアだけではなく、ヒップホップやスケートボードなどのカルチャーと共に発展し、ストリートウェアとしても定評のあるワークブランドです。

そんなディッキーズは、生地の機能性へのこだわり、無骨なシンプルさ、ストリートの期待に応えるデザイン、ブランドの成り立ちや歴史、すべてがカッコいいです。
ところが、何のゆかりもないキャラクターとの安易なコラボを繰り返しているディッキーズの日本法人をみていると、ディッキーズのもつカッコいいブランドイメージは崩れ、チープなモノのようにみえてきます。
ブランドの方針がぶれぶれで、商品に統一性がなく、どこに向かっているのか全くわからないです。
あとがき
私がディッキーズのコラボ商品(とくにキャラクター)について思うことは以上です。
読んでいただき、ありがとうございました。