ディッキーズ874をそのまま穿くのもいいですが、ちょっとひと手間加えるだけで、874を簡単にリメイクできる方法があるんです。
その方法が、今回記事にした「カットオフ」です。
自分好みに874をリメイクし、世界にひとつだけの874をつくってみませんか?
今回は、ディッキーズ874の「カットオフ」をご紹介します!
はじめに、カットオフとはパンツの裾を切り落とすことである
「カットオフ(CUT OFF)」という言葉には、「切り落とす」という意味があります。
すなわち、ボトムスにおけるカットオフは、“裾(スソ)の部分が切り落とされたパンツ”のことを指しています。
カットオフすることによって、普通のボトムスにはない丈感をつくりだしたり、ヴィンテージ感を漂わせたりすることもできます。
一時期、デニムの裾を切り落とした“カットオフデニム”がトレンドにもなり、さまざまなブランドから販売されましたよね。
カットオフによって絶妙な丈感とラフな見た目を演出し、人気を博しました。
そして、この裾のカットオフは、プロにお願いするまでもなく、自分で簡単に行うことができます。
自分の好みの長さに合わせて874の裾をハサミでばっさり切り落とすことで、オリジナルの“カットオフ874”をつくることができるのです!
次に、とっても簡単な「カットオフ874」のやり方を見ていきましょう。
簡単!すぐに!誰でもできる!カットオフ874のつくり方
カットオフ874は、とっても簡単です。
用意するものは、“874ワークパンツ”と“ハサミ”だけです。
では、手順をみていきましょう。
切り落としたい幅の折り目をつける
まずは、切り落とす裾の部分に折り目をつけます。
実際に874を穿いてみて、切り落としたい幅の分だけ裾を折り返すのがいいですね。
そして、しっかり折って、しっかり折り目をつけましょう。
このときに余計なシワをつけないように注意してください。
折り目以外のシワがつくと、裾を切るときに折り目がわかりづらくなるからです。
折り目の部分に迷いなくハサミを入れて切る
あとは、折り返した裾を元に戻し、ついた折り目の部分に沿って切るだけです。
めちゃくちゃ簡単ですね。
ハサミで切るときは、迷わずにスパッと切るのがうまくいくコツです。
ゆっくり切っていくと折り目からずれたり、切り口がガタガタになりやすいです。
また、失敗を防ぐためにも、一回で好みの長さにするのではなく、何回かにわけて切るほうが良いかもしれませんね。
例えば、874の裾を10㎝切る場合は、まずは5㎝折り目をつけて切り、一度穿いてみる。
そのあとに再び折り目をつけて5㎝切るほうが失敗せずに済みます。
カットオフ874の目的、有効なのはどんなとき?
ただ874の裾を切るだけでは、あとで後悔するかもしれないので、目的をもってカットオフしましょう。
ということで、どういうときに874のカットオフが有効かをみていきます。
874の裾が長いとき
874は股上が深く、スタンダードのレングス32(股下80㎝)だと、普通に穿いてもかなり裾が長くなります。
ましてや腰穿きするとなると、裾が邪魔になるほど長いです。
裾直しをしてもらうのもいいけれど、お金もかかるしできることなら避けたいですよね。
そんなときは、自分で874をカットオフして穿きましょう。
裾が長い874をそのまま穿くよりも、カットオフ874を穿いているほうが、“こなれ感”もあっておしゃれです。
874の裾がボロボロになったとき
これは、874を愛用するスケーターがよくやっていました。
愛用している874の裾がボロボロになってしまったら、思い切ってカットオフしましょう。
長年愛用し、生地に味が出てきた874にはカットオフが映えます。
新たに生まれ変わるでしょう。
874をクロップドパンツ風に穿きたいとき
874の裾をばっさり切り落とすことで、ショーツにすることもできます。
おすすめなのがクロップドパンツ風の7分丈です。
動きやすさと穿きやすさを兼ね備えているので、爽快感抜群です。
あとがき
カットオフは、874を人と違った穿き方をしたいという人にもおすすめです。
ディッキーズ874のカットオフは、とっても簡単に誰でもできるので、ぜひ試してみてください!