四国が地鶏の宝庫だということをご存知でしょうか。
その理由は、本州に比べて温暖な気候で自然豊かな場所が多いため、広大な自然の中でのびのびと鶏を育てることができるからです。
そんな四国で成長させた地鶏は、他の地域のものとはまた違った旨みを備えています。
今回はそんな「四国の地鶏」をご紹介します。
地鶏の宝庫!絶対食べておきたい四国のおいしい名物地鶏をご紹介!
熟成された深み!香川県「瀬戸赤どり」
まずは、香川県の瀬戸赤どりです。
骨付鳥が有名な香川県を代表する地鶏です。
瀬戸赤どりは、育て方に大きな特徴があります。
一般的なブロイラーは約50日かけて育て上げるのに対して、瀬戸赤どりはなんと約85日をかけ、じっくり丁寧に育てられています。
そのため、しっかりと肉が熟成され、非常に深みのある味わいを楽しめます。
モモ肉を丸かじりするスタイルでいただきたいですね。
生でもおいしい!愛媛県「媛っこ地鶏」
愛媛県は媛っこ地鶏です。
こちらはなんと、4種類の鶏の交配によって誕生した全国でも珍しい地鶏。
軍鶏の歯ごたえや名古屋種の旨み、白色プリマスロックのしっかりした肉付き等それぞれの長所を活かした肉質が特長です。
まさに4種のいいとこ取り(鶏)ですね。
適度な脂と弾力性があり、生で食べても臭みがないので鮮度が良ければ刺身としてもいただくことができます。
特に、天然の海産物をたくさん食べて潮風をいっぱいに浴びて育てられた愛媛県愛南町の由良半島の媛っこ地鶏が有名で評判も高いです。
低脂肪な甘みとコク!徳島県「阿波尾鶏」
続いて徳島県の阿波尾鶏です。
徳島県内で古くから飼育されていた大型で肉質がいい軍鶏の雄に改良を加え、優良なブロイラーの雌と掛け合わせてつくられたブランド地鶏です。
名物「阿波踊り」が名前の由来となっています。
徳島県の夏最大のイベントである“阿波踊り”の強烈なエネルギーと健康的な躍動感で力強さみなぎる郷土色豊かな鶏という意味をこめ、その尾羽の美しい姿をイメージさせて命名されました。
徳島県民の愛が詰まった名前です。
甘みとコクを兼ね備えたその肉は、低脂肪で適度な歯ごたえもあります。
全国の有名地鶏の中でも生産日本一を誇る、日本を代表する鶏でもあります。
旨味成分たっぷり!高知県「土佐ジロー」
最後は高知県の土佐ジローです。
高知には「はちきん地鶏」もいますが、今回は「土佐ジロー」です。

国の天然記念物にもなっている雄の土佐地鶏と、ロードアイランドレッドの雌を掛け合わせてできた地鶏です。
肉質の特徴は、うま味成分であるグルタミン酸が他の銘柄鶏に比べ約1.4倍、旨味とコクに関わるアミノ酸総量も約1.4倍多く含まれていることです。
要するに、肉がうまいってことですね!
また脂質の量も6分の1しかないため、健康食として近年全国的に高い評価を得ています。
土佐ジローは肉だけでなく卵も一級品で、一般的な卵と比較すると小型ながら黄身の濃さや甘味、美味さは最高級です。
これを使った卵かけご飯は絶品ですよ!
他にも土佐ジローの卵は高知県内でお菓子の材料として使われたりもしています。
こちらも要チェックですね。
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終わりに
4県ともに特色ある地鶏がいるので、四国を訪れた際はぜひ召し上がってみてください。
食べ比べてみても面白いですね。
ちなみに四国へは、本州からなら飛行機で楽に安く行けます。
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では、読んでいただきありがとうございました。